7/7 「ポモロード勉強法で長時間勉強を乗り切ろう」
- yureruomoi0113
- 7月7日
- 読了時間: 3分
こんにちは。今回は「ポモロード勉強法で長時間勉強を乗り切ろう」についての記事となります。
ポモロード勉強法という勉強の方法を知っていますか。ポモロード勉強法とは、25分間の集中+5分間の休憩、を1サイクルとして勉強をし、このサイクルを繰り返していくことで学習効率を高める勉強方法です。
イタリアのシリロという方が1980年代に考案した方法で、彼が時間を区切るのに使っていたタイマーがトマト(ポモロード)の形をしていたことから、このように名づけられました。
25分集中+5分休憩のサイクルで、でなぜ学習の効率が高まるのかについては、科学的な根拠があります。
1つ目は、人が集中できる時間は一般的に90分が限度であると言われています。しかしこの時間には個人差があるため、90分の集中が難しい人もいるのです。
また90分間の集中ができたとしても、人が集中できる限界の時間まで集中するわけですから、その疲れが残ってしまいます。そうなると、次の90分の勉強に集中できなくなる恐れがあるのです。
その点で、ポモロード勉強法では、脳が疲れてしまう前に休憩で回復をするため、結果的に長時間の勉強が可能になるわけです。
2つ目に、5分間の休憩に関する根拠です。この休憩は脳を休めるために取るのですが、他の目的もあります。それは「5分間で勉強内容を少しだけ忘れることができる」という点です。
忘れることは勉強にとってマイナスなのでは、と思われるかもしれません。しかし学習内容の定着を考えると、「いったん忘れる」というのは非常に大切なのです。
人の記憶は、「忘れかけたころにもう一度覚え直す」ことで、より強固な記憶として脳に定着をし、忘れにくくなるということが分かっています。
そのため、5分間の休憩をして「いったん忘れる」時間を確保することは、学習の効率を上げると言えるわけです。
つまりポモロード勉強法は、休憩も含めた1セットを30分で行うため、90分を一気に勉強に使うよりも、忘れる時間を確保す分、高い学習効果を生むのです。
ポモロード勉強法のやり方はシンプルです。
① タイマー(スマホではなくキッチンタイマーなどが望ましい)を25分セットする
② タイマーが鳴ったら5分間休憩
③ タイマーが鳴ったら25分の勉強をスタート。これを繰り返す。
ポモロード勉強法を行う際の注意点は2点です。タイマーにスマホを用いないこと、学習内容は最初に決めておくこと、です。
スマホを用いてはいけない理由は、ついつい通知がきたら触ってしまったりすることです。これは25分間の中の集中を途切れさせるため、避けた方が良いでしょう。
また学習内容をあらかじめ決めておくことで、25分間を無駄なく学習に用いることができます。
最近では、Youtubeで「ポモロード勉強法」と検索をすると、「25分+5分」のタイマーが自動的に流れていくBGM動画などもあります。PCなどを用いてBGMを流すのも良い方法でしょう。
ポモロード勉強法で成績を上げ、合格を勝ち取った生徒は数多くいます。特に夏休みなど、使える時間が多い時にこそ、ポモロード勉強法は効果を発揮するはずです。

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